バラ ゲーザ ワイナリー
Balla Geza Winery
Balla Geza Winery
バラ・ゲーザは、ルーマニア西部に位置する、DOCミニシュ産地の代表的なワイナリーです。ミニシュ産地の歴史は古く、ワイン用の葡萄が紀元前から栽培されています。ミニシュ産地の初めてのワイナリーが1023年に設立され、1000年間に渡って、ヨーロッパ諸国へ輸出される高級ワインを生み出しました。ミニシュのワインは昔からハンガリーの王に好まれ、現在のハンガリーの総理大臣や外務大臣もミニシュ産地のワインを飲んでいます。現在のハンガリーの国家はハンガリーのトカイワインを語りますが、昔はミニシュのワインを語っていたという伝説もあります。
土壌、標高、昼夜の寒暖差、平均気温、最低気温、最高気温、平均降水量、湿度やこの産地の固有の風の向きが特に黒葡萄の栽培に適しております。この産地で造られ、大変厳しい基準を満たしたワインだけが「ミニシュ」を名乗ることができます。バラ・ゲーザワイナリーはこのDOCミニシュ産地の恵まれたテロワールを生かし、個性あふれるワインを造っています。オーナー醸造家のバラ・ゲーザ氏はミニシュ産地の立役者であり、この地域のワイン文化を再び引き上げた功労者です。120ヘクタールの自社畑を所有し、主にルーマニア土着品種中心の赤ワインを生産しています。特に評価されているのは、フェテアスカ・ネアグラ(黒い乙女)とカダルカ種。